韓国は日本と近い国ですが、文化と常識は異なる点がたくさんあります。日本の常識で韓国人と接すると思わぬことで相手が不快に思うことが多々あることがあります。
そんなことを避けるためにも日本とは違う韓国の文化と常識についてご紹介していきます。
目次
日本とは違う!絶対に知っておくべき韓国の文化と常識5選
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お風呂の習慣
韓国ではお風呂はシャワーで済ませ、浴槽を使う場合も日本と違って水を使いまわさずに毎回新しい水を使うのが一般的です。
日本ではやはりどの家庭にも浴槽はあり、浴槽にゆっくりつかってお風呂に入るという習慣が一般的ですが、韓国では少し違います。
浴槽に入る場合も週に1、2回程度で浴槽がない家も多いです。韓国人の方を家に招待するときは、浴槽の水を使い回すという文化がないので、そういった文化を説明しておくといいでしょう。
日本で銭湯に行く場合は、営業時間が夕方から夜の12時といったところが多いですが、韓国では、早朝の5時から夕方で閉まってしまうお店が多いです。
したがって、韓国で銭湯に行く場合は早めにいくよう注意しましょう。
食事のマナー
とにかくよく混ぜる
韓国では混ぜれば混ぜる分、味がなじんでおいしくなるという考えがあり、とにかく混ぜる系の食べ物は混ぜます。
ビビンバといえば、混ぜるイメージがありますが、かき氷やカレーであってもたくさん混ぜてから食べます。
日本人は見栄えというもの気にするため、ビビンバは混ぜるけれどもかき氷やカレーは食べる分だけ混ぜて食べますよね。
そのため、韓国人はカレーをたべるときはぐちゃぐちゃに混ぜてからたべる!と日本人が驚くことも多いようです。
直箸が一般的
韓国では、みんなでたべるスープなどがでてきた場合はそれ用のスプーンや取り皿を使わずに直箸でたべるのが一般的です。
日本では、スープ用のスプーンや箸をつかって取り皿にうつしてから食べますが、この部分に関しては、日本人は馴染めないところが多いかと思います。
例えば、好きでもない男性と仕事上、食事をしなくてはならない場合は女性の人からすると正直気持ち悪いと感じる部分もあるかもしれませんね。
あぐらをかいても大丈夫
韓国では食事をたべるときにあぐらをかいてもOKです、座敷席の場合は立て膝をしても問題ありません。
これはチマチョゴリを着ていた時代に生まれた習慣といわれています。
器をもちあげない
韓国では、日本と違い器をもちあげずに食べます。お皿であってももちあげずに食べ、ご飯もスプーンを使ってたべることが多いです。
器をもつことがないため、韓国の器は金属であることが多いです。
そのため日本人がうっかり金属の器をもってやけどしてしまう場合がありますね。
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乾杯の数が多い
韓国人がお酒を飲むときは、乾杯の数が最初の一回ではなく、新しくついで飲むたびに乾杯します。
日本人は最初の一杯だけ乾杯するのが普通ですね。
毎回飲むたびに乾杯すると、のまなくてはいけない雰囲気がでてしまい、すぐに酔ってしまうかもしれないですね。
焼酎はストレートが普通
日本では焼酎は水割り、ロック、お湯割りと割って飲むことが多いですが、韓国ではストレートでショットグラスで飲むことが普通です。
また、韓国では上下関係が厳しく年配の方が注いだお酒は最後までしっかり飲み干さないといけない雰囲気があります。日本もここは少し似ていますが、韓国の方が強い印象です。
お酒を注ぐことについて
韓国人とお酒を飲むときに、お酒を途中で注ぐことは失礼な行為にあたります。
これは日本の文化と全く違うのでうっかりやってしまう人も多いのではないでしょうか?日本では、お酒を飲むときはグラスが空く前に注いであげるのが、気遣いでありマナーですよね。
しかし、韓国では、空いていないグラスにお酒を注ぐことは、法事の際に先祖の霊などに対してやる行為で失礼にあたります。
せっかくの気遣いがむしろ相手を不愉快な気分にさせてしまうので、しっかりと理解しておきましょう。
頭をたたいてはいけない
冗談であっても韓国人に頭を叩くことは、とても大きな侮辱行為になります。
日本では芸人のツッコミで、よく相手の頭を叩くことが多く、見ている人も笑ってしまう人が多いですが、この感覚を韓国人にやってしまうと、失礼にあたります。
これは韓国に限ったことではなく、アメリカやほとんどの海外の国が侮辱行為として受け止められますね。
いくら仲のいい韓国人でも、絶対にやってはいけません。
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誕生日は本人の実費
韓国では誕生日のときは、本人の実費で食事やお酒を振る舞うのが一般的です。
日本では、誕生日のときは友達が全て払ってあげるというのが多いと思いますが、韓国では違い、友達からプレゼントをもらう代わりに食事などは自分で用意するといった文化があります。
ケーキではなくわかめスープ
実は韓国の誕生日はバースデーケーキではなく、わかめスープを食べることが一般的です。
日本であれば、誕生日は少しでも豪華な食事をしたいというのが普通であり、わかめスープときくと少し質素なイメージがあり驚いた方も多いのではないでしょうか?
実は韓国では、わかめスープは産後と誕生日の代表的な食べ物なのです。
わかめスープにはミネラルなどの栄養がたくさんあるため、産後のお母さんにとっては必須な食べ物として韓国では食べられています。
誕生日の日に、わかめスープを飲むことによって自分を産んでくれたお母さんに感謝し、お母さんは子どもを産んだときの喜びを思い出すことができるようです。
恋人へのプレゼント
韓国での恋人への代表的なプレゼントは、花束です。
日本だと、花束はちょっとオーバーすぎるというか、もらって嬉しい人も多いと思いますがプレゼントとしては多くはないですね。
また日本では花束を贈るときは、二人きりの場合に贈ることが多いですが、韓国では違います。
韓国では、日本と逆で大勢の人がみている状況で花束を贈ります。そうすることで、受け取る相手により多くの感動を与えることができるとします。そのためラッピングもとても豪華なものが多いのです。
まとめ
以上、日本と異なる韓国の文化と常識でしたが、正直なところ普通に韓国人と接点がない日本人であればほとんどしらなかった部分が多いのではないでしょうか?
韓国の文化を少しでも知ることで、韓国人の友達とより一層分かち合えるようになるかと思います。
この機会に仲のいい韓国人に日本の文化と違うところも話し合ってみるものいいかもしれませんね!
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